定番のプレッツェルを購入してみました。意外とさっくり、もっちりしています。
パンを買ってホテルへ戻ったら、例のフィンランドからの親子とバッタリ。
息子のマルコに(2時間40分目標だったよね)どうだった?と聞いたら、暑くて31キロでリタイアしたよ、としょんぼり。
まあ、そういうこともあるよね、次があるってことよ〜と言ったら、そうだよね!と笑顔。
お父さんが、「フィンランドの朝食の定番(オートミールみたいなもの)」をぜひ試してみてよ、というので頂いて帰る(結局、東京まで持って帰りました)。
さてこの日は移動日、チェックアウトしてベルリン中央駅へ。
ドイツ国鉄の窓口は大混雑、何やら今日はハンブルクまではいつもと違うダイヤみたい。
この辺りから、嫌な予感・・・
それは当たりました。
この日、ベルリンからハンブルクまでは、ハノーファー経由しかなく、通常1時間ちょっとで行けるはずが、3時間近くかかるとのこと。
まあ、仕方ない。チケットを購入(無事に買えたのが、そもそもラッキー)、ホームに急ぐ。
ここからが、もうカオス!日本の新幹線のような整列はありません!
きた電車に、ワ〜っと集まって我先に乗り込むスタイル(ドイツってこんなだった?並びなさいよー)。
ベルリンからハノーファーまで5分遅延で出発、そして乗り継ぎは8分

スーツケースを持ってダッシュして汗まみれ、そして無事に乗り込んだと思ったら、これ。そう、再びの遅延です。
そもそも、座席の数以上に販売してるよね?という混雑ぶり(座席指定ではなく、一等車か二等車の選択)。
そして座れない人が通路にあふれてるし、そのまま移動できずに缶詰状態。
ハノーファーではホームでずっと停車、諦めて下車するお客さんも出てきた。
発車予定は14時となっていますが、13時40分くらいに、いきなり何の連絡もなく発車。
は?もしこの時パンでも買いに外に出てたら、置いてかれるじゃないの!とドキッとする(私はずっと車内にいました)。
ランチを食べそびれ、それでもなんとかハンブルク着、ホテルに荷物を預けてホッとする(というか、脱力して無言)。
とりあえず、市庁舎近くのカフェに飛び込み、しばしボケッとする。
お昼を食べていなかったので、友達とりんごケーキをシェアし、白ワインで落ち着きました。
カフェタイムで落ち着いたら、ようやく夕食へ。
ハンブルク名物のシーフード料理、鱈のマスタードソース和えとか。
こちらはポテトとビーツ、牛肉(ひき肉を混ぜ込んでいます)のハンブルク名物。
目玉焼きがのっています。右のぶっといのは、ニシンのマリネ(蛇みたいですが、味は良い)。
色々あった、ベルリンからハンブルクまでの移動日でした(ドイツ国鉄ふざけんな事件、と命名)。
分刻みで遅延や事故なく走っている日本の新幹線、すごすぎると実感。
旅にはリスクという、不確定要素は付きものだけど、今日は本当に色々焦ったなあ〜。
でも無事に、ハンブルクまで自力でやってきたのだ。夜景の市庁舎を見ながらホッとする。
漆黒の街並みが水に囲まれているのが、北欧みたい。ハンブルクは夜が早く、21時でお店はほぼ全てクローズ。
色々あってへとへと、ハンブルク初日が更けていきます。